身体が回復しても、なぜ元の生活に戻れないことがあるのか?

身体が回復しても、なぜ元の生活に戻れないことがあるのか?

身体が回復しても、なぜ元の生活に戻れないことがあるのか? 150 150 広島県広島市西区にある筋膜リリース専門の整体院 青体-SEITAI-です。

リハビリでは、筋力や歩行能力が改善し、できることが増えていくことがあります。

しかし、

身体機能が回復することと、以前と同じ生活へ戻れることは同じではありません。

以前、脳梗塞を発症して約1か月の60代男性に関わったことがあります。

もともと経営者で、自宅ではある程度歩けるところまで回復していました。

施設に来られたときも杖を使えば歩くことができました。

発症からまだ1か月。

年齢も比較的若かったため、当時の私は、

「ここからもっと回復していくだろう」

と考えていました。

身体は確実に変わっていた

リハビリでは、感覚を入れる練習、神経や筋肉への電気刺激、筋力や動作の練習などを行いました。

電気刺激によって身体がだるくなることもあったため、そのときの反応を確認しながら方法や負荷を調整しました。

身体は少しずつ変化しました。

最初は杖が必要だった屋内歩行も、杖なしでできるようになりました。

屋外では転倒の危険性を考えて杖を使用しましたが、最初と比較すれば、できることは確実に増えていました。

それでも、私が最初に想像していたほど元の状態には戻りませんでした。

「もっと運動すればよかった」とは簡単に言えない

当時はいろいろ考えました。

自主トレーニングが少なかったのではないか。

食生活や体重の変化が影響したのではないか。

リハビリの内容や負荷量を変えればよかったのではないか。

自分の技術や知識が足りなかったのではないか。

ただ、今振り返っても一つには決められません。

もっと自主トレーニングをしていれば、さらに回復したのか。

別の方法を使えば違ったのか。

それは分かりません。

身体には、できることと、できないことがあります。

だからこそ大切なのは、「元に戻すこと」だけを基準に身体を見ないことだと考えています。

身体が変わった先の生活まで見る

筋力が上がった。

歩けるようになった。

身体の動きが良くなった。

それらは大切な変化です。

しかし、その身体で実際にどのような生活を送っているのか。

仕事では何が必要なのか。

どこまで歩く必要があるのか。

何に困っているのか。

本人は何を取り戻したいのか。

そこまで確認して初めて、身体の変化が生活へどうつながっているのかが見えてきます。

現在、整体院 青体でも、痛みや身体の硬さだけを見て施術方法を決めるのではなく、実際の動作や生活まで確認しています。

必要に応じて筋膜リリースなどを行うこともあります。

しかし目的は、筋肉を柔らかくすることや身体を整えることだけではありません。

身体が変わったことで、その人の生活がどう変わったのか。

そこまで確認しながら身体を見ることを大切にしています。

広島市西区横川町1丁目
整体院・青体