姿勢の左右差は、そろえればいいのか?

姿勢の左右差は、そろえればいいのか?

姿勢の左右差は、そろえればいいのか? 1254 1254 広島県広島市西区にある筋膜リリース専門の整体院 青体-SEITAI-です。

身体を見ていると、左右の足の位置が違っていたり、身体がどちらかに傾いていたりすることがあります。

このとき、

「左右差があるから、まっすぐに整えよう」

と考えることもできます。

もちろん、身体を整えることは必要です。

しかし私は、立った姿勢だけを見て、

「左右がそろったから良くなった」

とは判断していません。

なぜなら、私たちはまっすぐ立ったまま生活しているわけではないからです。

立った状態から歩く。

足を踏み出す。

方向を変える。

実際の生活では身体を動かします。

だから私は、

立っているときに見えていた左右差が、動いたときにどう現れるのか

まで確認しています。

左右差があれば、すべて問題なのか

人間の身体は、完全な左右対称ではありません。

そのため、少し左右差があるだけで、

「ここが悪い」

と判断するわけではありません。

大切なのは、その左右差が実際の動きにどう影響しているのかです。

例えば、立ったときに左右の足の位置に違いがあったとします。

その状態から歩いてもらいます。

そこで、

足をどのように振り出しているのか。

左右で一歩の大きさは違うのか。

足はまっすぐ前へ出ているのか。

踏み込んだときに身体が傾いていないか。

ぐらつきは出ていないか。

立った状態で見えていた左右差が、歩行でも続いているのか。

こうした部分を確認します。

静止した姿勢だけでは分からなかったことが、実際に歩いてもらうことで見えてくることがあります。

姿勢を見るなら、その先の歩き方まで見る

例えば、右足の振り出しが小さかったとします。

左足と比べて一歩が狭い。

踏み込んだときには身体が傾く。

その状態であれば、

「右足の位置を左に合わせましょう」

だけでは十分ではありません。

なぜ右足を振り出しにくいのか。

なぜ踏み込むと身体が傾くのか。

股関節なのか。

骨盤なのか。

背中なのか。

筋膜などの軟部組織なのか。

身体の使い方なのか。

実際の動きを見ながら確認し、必要な施術を行います。

筋膜リリースなどを行う場合もありますが、最初から施術方法を決めるのではありません。

施術後も、もう一度歩いて確認する

施術後、立った姿勢だけを確認して終わるのではなく、もう一度歩いてもらいます。

右足の振り出しはどうなったのか。

一歩の大きさはどうなのか。

踏み込みやすくなったのか。

ぐらつきは変わったのか。

実際の動作で確認します。

そして、外から見た変化だけではなく、本人にも聞きます。

「足の振り出しはどうですか?」

「踏み込んだ感じはどうですか?」

すると、

「足が一本通った感じがする」

「身体が軽い」

「足を振り出しやすくなった」

といった言葉が出ることがあります。

外から見える変化と、本人が感じる変化

施術者から見れば歩き方が変わっている。

しかし本人は、まだ違和感を感じているかもしれません。

反対に、見た目には大きな変化がなくても、本人は歩きやすさを感じていることもあります。

だから私は、

外から見た身体の変化と、本人が内側から感じている変化の両方

を確認します。

姿勢だけを整えて終わるのではありません。

立った姿勢。

そこからの一歩。

実際の歩行。

本人の感覚。

これらを照らし合わせます。

姿勢は「そろえること」が目的ではない

姿勢に左右差があると、

「左右をそろえればいい」

と考えたくなることがあります。

しかし、大切なのは見た目だけを左右対称にすることではありません。

その左右差が、実際の動きにどう現れているのか。

施術によって、動きはどう変わったのか。

本人はどう感じているのか。

そして、その変化が歩くことや日常生活にどうつながっているのか。

姿勢は、身体を見るための一つの入口です。

姿勢だけで身体を判断せず、その先の動きまで確認する。

私は整体でも、この考え方を大切にしています。

広島市西区横川町1丁目
整体院・青体