骨折を甘く見るな

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骨折を甘く見るな 150 150 広島県広島市西区にある筋膜リリース専門の整体院 青体-SEITAI-です。

昨日電話で相談を受けました

水泳のコーチの方らの相談で、教え子の手術に関することでした

教え子の子が練習をしていて、足が異常に腫れていたので問うと、捻挫をしたと言ったので病院を受診したら骨折と診断されたとのこと

診断部位は、第5中足骨基部剥離骨折であったとのこと

お医者さんから早く治そうとするのであればボルトを入れた方がいいが

自然治癒でも完治できそうだから、しなくてもいいとのことだが、本人はボルトを入れるという考えみたいである

水泳のコーチとしては、現在高校1年生だから、将来を見据えて、手術はしないほうがいいのでは無いかと思ったみたいである。

私としての意見は、同意見である。本人の性格を聞くと、今回のケースを安易に見ているし、骨折部位の癒合が上手くいかないと偽関節となる可能性がある。偽関節となるとそれこそ完治が難しくなり、今後の生活にも支障があると思われます。

手術はできる限り避け、競技に離れるかもしれないが、今できることを積み重ねていき、優先することは骨折部位の治癒を考え、しばらくは水泳自体のトレーニングを控えるべきであると思います。

水泳のコーチと話をして、本人ともう一度話をして手術をするかどうか考えるべできある。本人にしっかり今回の現状を理解する必要があるとお伝えしました。

第5中足骨は、蹴る動作に関わっており、水泳をすると負担はかかるのが明確であるのと、捻りの負担により骨癒合を妨げてしまう。そういった理由から、骨癒合までは水泳を控えるべきです。

トレーニングは、他の部位が筋力低下、もしくは柔軟性が低下しないようなトレーニングをしていく必要があります。

今回のケースでは、今やるべきことを明確にしていくことが大事でした。