本日、来店された方で、骨密度についてこんなエピソードがありました
私は毎日登山していたら、骨密度が上がってね、1.8→2.1に数値が上がった
とおっしゃっていました。
最初は本当かよと思い、確かに骨に適切な負荷は必要だから理にかなっているのかなと思っていました。
しかし、調べていますと
整形外科のお医者での骨密度の説明から
ある患者に骨密度が低いことを説明したところ
私はグランドゴルフに登山にと運動をしっかり行なっているから大丈夫ですよと言われたとのことを説明している文章がありました。
運動をすれば確かに骨粗鬆症の進行は予防できるが、運動しているからと言って必ず骨粗鬆症にはならないというわけではないとの結論でした。
つまり、骨密度の低下を予防していくことが重要になってきます。
●運動
骨は衝撃を与えることでつくられます。そのため、骨を丈夫にするために運動は欠かせません。骨には、運動などの負荷をかけると強くなり、逆に負荷をかけないと弱くなるといる性質があります。
運動によって骨密度が増加することが分かっています。
骨を守るために効果的な運動は、衝撃や負荷の大きい運動です。例えば、ジャンプがその一つです。閉経前の女性では、一日50回のジャンプで上がったと報告されています。しかし、高齢の場合は、腰や膝を痛める可能性があるので注意が必要です。高齢者にもおすすめの運動は、片足立ち、背筋運動、スクワットです。
食事療法
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率が良くなります。
また、高齢になると、タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。
■カルシウム
小魚、干しエビ、大豆、チンゲンサイ、小松菜など
1日摂取量700ー800mg
♦ビタミンD
鮭、うなぎ、カレイ、しいたけ、キクラゲ、卵
■ビタミンK
納豆、ほうれん草、小松菜、にら、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツ
■控えめにしたい食品
インスタント食品、酒、タバコ
薬の治療もありますが、ここでは省略します
以上で簡単にまとめていきますが、やはりただ単に運動だけをしていけば良いかというとそうでもないことが分かります。
登山でストレス発散や運動をすること自体はとても良いことですが、それと同時に食生活なども考慮していくこと、やはり骨の強度自体は低下していくのでこの辺は理解して、自分と向き合っていく必要があります。