若ければ、元の生活まで戻れるのか?

若ければ、元の生活まで戻れるのか?

若ければ、元の生活まで戻れるのか? 150 150 広島県広島市西区にある筋膜リリース専門の整体院 青体-SEITAI-です。

リハビリの現場では、

「まだ若いから、これからもっと良くなるだろう」

と考えることがあります。

もちろん、年齢は身体の回復を考えるうえで一つの要素です。

ただ、実際に患者様と関わっていると、若いということだけでは判断できないことがあります。

突然、下半身が動かしにくくなった40代の患者様

以前、40代の患者様で、突然下半身が動かしにくくなった方を担当しました。

足がとにかく重く、歩こうとしても足が上がりにくい状態でした。

脳の画像検査では明らかな異常が確認されず、大学病院を含めてさまざまな検査を受けても、症状を説明できる疾患は特定されませんでした。

40代という年齢だけを考えれば、

「まだ若いから回復するだろう」

と思うかもしれません。

しかし、実際の身体を見ると、それだけでは判断できませんでした。

年齢ではなく、今どの動作ができるのかを見る

この方と関わる中で、私自身、

「どこまで回復するのだろう」

ということを常に考えていました。

本人は元のように歩けるようになることを期待しています。

仕事にも復帰したい。

当然、その希望を考えながらリハビリを行います。

ただ、「若いから元通りになる」と最初から決めることはできません。

大切なのは、今の身体で何ができるのかを一つずつ確認することです。

足をどの程度動かせるのか。

立ったときに身体を支えられるのか。

歩いたときに足はどのように動くのか。

どこで動きにくさが出るのか。

実際の身体と動作を確認しながら、その時点で必要な練習を考えていきます。

自主トレーニングも「若いから多くやる」ではない

自主トレーニングについても同じです。

若いから運動量を増やせばいい。

たくさん歩けば早く回復する。

筋力トレーニングを増やせば元の生活に戻れる。

そのように単純に考えることはできません。

今の身体でどの程度の運動ができるのか。

運動した後に身体はどうなるのか。

翌日に疲労や症状が残っていないのか。

そうした変化を確認しながら、その人に合った運動量を考える必要があります。

「歩ける」と「元の生活に戻れる」は同じではない

もう一つ大切なのが、歩けるようになることと、元の生活に戻れることは同じではないということです。

仕事に復帰するのであれば、仕事中に必要な移動や立位などにも身体が対応できなければいけません。

自宅で生活するのであれば、家の中での移動や日常生活を続けられる必要があります。

一度歩けたから回復した。

筋力が上がったから元の生活へ戻れる。

それだけでは判断できません。

実際の生活の中で、どの程度身体を使う必要があるのか。

その身体の状態で生活を継続できるのか。

そこまで考える必要があります。

若さだけで身体の回復を判断しない

年齢は、身体を見るうえで大切な情報の一つです。

しかし、

「若いから大丈夫」

「年齢が高いから難しい」

と年齢だけで判断することはできません。

現在の身体の状態。

実際の歩行や動作。

運動した後の変化。

本人が戻りたい生活や仕事。

そうしたものを一つずつ確認しながら、今何が必要なのかを考える。

私は、年齢という一つの数字だけではなく、実際の身体と生活を見ることが大切だと考えています。

広島市西区横川町1丁目

整体院・青体