痛みを鈍くさせるには、忘れることです
頭の中で忘れようとしても、逆にかえって何度もしつこく思い出してしまいます。
忘れるには、楽しい事をすることです。少しの痛みがあった場合でも楽しみの時間を過ごすことで、痛みを忘れることができます。
感覚的な話になりますが
「あっ、そういえば」といった感じです
この痛みを忘れてしまい夢中になってしまう時、脳内におけるセロトニンの分泌が関係しています。
セロトニンは脳内でつくられるホルモンで、感情や精神面や睡眠に関係しています。このセロトニンのお陰で、私達は自律神経のバランスが整っています。
緊張→リラックス
この脳内セロトニンを増やすために必要な栄養分が3つあります
1、トリプトファン
まず原料となるのがトリプトファンという必須アミノ酸です。トリプトファンは体内で生成できないので、食事から摂取しなければいけません。食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。セロトニンが不足しますと、睡眠不足の原因となるといわれています。
トリプトファンが多い食材は
豆腐、納豆、味噌、醤油、チーズ、牛乳、ごま、ピーナッツ、バナナ、卵
2、炭水化物 3、ビタミンB6
そして、トリプトファンからセロトニンを合成するために必要なのが、炭水化物とビタミンB6です。
ビタミンB6は、鮭、さば、さんまなどの魚類、ささみなどの脂身の少ない肉類、酒粕や抹茶、ごまなどに含まれています。
最近では、炭水化物を抜いたりするダイエットがありますが、トリプトファンの合成に必要であること、三大栄養素なので米は必須ではないかと個人的に思います。炭水化物を取りすぎると身体に良くないと思われている方がおられますが、古来日本は米を中心に生活をしてきました。周りの方にお米のアレルギーの方は聞いたことがないと思われます。米は、日本人の身体にあった食品であり、身体に害が少ない食品です。もし、お米が必要なければ、今現在ない食品です。お肉や野菜だけとればいいと思わず、炭水化物は太るからとかあまり気にすることではないです。