病気になりにくい、病気になっても治りやすい体
そんな体になったらいいですよね
今回の記事では、体温について述べていきたいと思いま
50年前の平均は約36.89度だったようです。
現代の基礎体温の平均は36.14度と言われています。
現代と比べ約0.7度も下がっています。
この差によって、どのような影響があるのか説明していきます
体温が上がると免疫力も上がると言われています。体温が上がることで血液の流れがよくなります。血液の流れがよくなると白血球の動きも活性化されるため、免疫力が高まります。
免疫システムが正常に働く体温は、36.5℃~37.1℃だと言われています。
一方で、現代人は、平熱が36℃以下という低体温の人も増えております。
体温が1度下がると、免疫を司る白血球の働きが30%以上もダウン。
同じく免疫に関わる腸の働きも低下します。
また、ガン細胞は35度で最も増殖する性質があるとされています。
そういったことから、低体温は、生活習慣病やアレルギー、うつ、癌など、さまざまな病気を引き起こすのだそうです。
逆に、体温を1度上げると、免疫力は一時的に5~6倍アップします。
また心臓や脾臓のような熱を生み出す能力が高い臓器は癌ができないと言われていますが、この理由としては温度が高いからだと言われています。
そういったことから基礎体温が高い人は癌にもなりにくいという事になります。
基礎代謝が上がる
体温を維持するために多くのエネルギーが費やされているため、体温が高い人ほど基礎代謝量が多い傾向にあります。
体温が1℃上がると、基礎代謝量が13%も増加すると言われています。(厚生労働省の運動の基礎科学「運動と健康のかかわり」参照)
逆に言い換えれば「基礎代謝が13%上がるぐらい熱を発散できる人は、体温が1℃高い」
30代の男性の平均的な基礎代謝量が1,530kcalなので、体温が1℃上がることで基礎代謝量が1,729kcalになります。
つまり約199kcal分の消費量が増えることになります。
30代の女性だと平均的な基礎代謝量が1,150kcalなので、体温が1℃上がることで基礎代謝量が1,300kcalまで増加します。
この場合だと約150kcalのエネルギーを追加で消費したことになります。
基礎代謝で消費するカロリーが多いということは、食事で得たカロリーを脂肪として蓄えるリスクも低下します!