結論から言います
歩き方を改善させていかないと、ストレッチや筋力トレーニングをしても意味はありません
なぜなら、日常生活では歩くことは絶対です
歩いて移動しないと目的が達成されません
身体に負担がかかる歩き方をしていると、結局はもとに戻ってしまいます
正しい歩き方を心がけてください
本やテレビで紹介されていますが
顎を引いて歩く
背筋を伸ばして歩く
腕を振る
などなど、ある程度の情報はありますので歩き方については省略します
今回は、就寝前にして頂きたい事をご紹介させて頂きます
◆包帯療法
医療用の弾性包帯(弾力包帯)を用意してください。これは、百円均一の包帯ではなく、医療用を用意してくだい。通販で簡単に手に入ります。
●使用方法
足の第1指の付け根の関節と第5指の付け根の関節のところを軽く引き締めるように、足の甲全体をくるむようにしてぐるぐると巻いてください。約10巻ぐらいを目指して。包帯が長い場合は切って調節してください。
●なぜ弾性包帯が効くのか
現代人は、足の親指を横に広げる母趾外転筋が弱ってきていると言われています。
この母趾外転筋と対抗する筋肉が母趾内転筋です。この筋肉は、斜めに筋肉が走行しており、親指を母趾外転筋とは反対方向へ指を捻ります。
この母趾内転筋と母趾外転筋のバランスが安定していれば、母趾は真っ直ぐになっています
しかし、開張足と言われる、足のアーチが崩れ、足の甲が横に広がっている状態ですと、母趾内転筋が必要以上に引っ張ってしまい、母趾が外反母趾となってしまうのです。
この横に広がった甲の状態をもとに戻すのに、弾性包帯の素材を生かして、しかも寝ている時にしていくのです。
弾性包帯は伸縮性があるので、足の形にも馴染みやすく、しかも、足の甲の形をその日の状態に合わせて行えます。
足の甲は、微妙ですが、その日によってわずかに違います。そのわずかな違いにも調整してくれるのが、弾性包帯です。
※注意事項
日中に着用するのは、やめてください。日中つけると歩くのに邪魔です。
寝る時だけ着用してください。
巻くときの強さですが、少し強めで行なってください。強さは1週間続けてご自身のベストを選んでください。これは経験でしか学べません。強すぎると痛くなるし、弱すぎるとあまり効果はありません。
以上になりますが、可能であれば1ヶ月以上はお試しください。痛みや変形が改善していくには時間を要しますので、根気が必要ですが、時間をかけていけば少しずつ改善していきますので、是非してみてください。