外反母趾を治す方法は4つが挙げられます
1、姿勢の改善
2、歩行
3、ストレッチやリリース
4、筋力トレーニング
今回の記事では4、筋力トレーニングを説明していきます
まずは、なぜ筋力トレーニングなの?というところから説明していきたいと思います。
硬くなっているから、ストレッチが必要でしょうと思うかもしれませんよね
試して欲しいことがあります
指を1本1本伸ばしていくストレッチや指を柔らかくする目的で指をぐるぐる回すなどを行なってみて下さい
その後、素足にて歩いてみてください
→外反母趾変わりましたか?
硬くなっているからやみくもに柔らかくしましょうでは
あまり効果がありません
では、柔らかくするのには意味がないの?と思うかもしれませんが、柔かくするのはとっても重要です。柔かくしないと動けないように身体はなっています。
ではどうすればいいのか?
柔らかくする前に、ある2つの筋肉をトレーニングしてから柔らかくすればいいのです
なぜかって、不良姿勢などによって本来使う筋肉が使われていない
筋肉は使われていないと更に弱くなっていく
弱くなっているから、他の筋肉が頑張ってしまう。更に硬くなっていき、柔軟性が低下していき、動きが難しくなっていき、疲れやすくなっていきます。
本来の動きができないと、本来の身体には戻りにくいのです。
そのような理由から、ただ単に柔かくすれば治るというのではないのです。
足のトレーニングで、外反母趾がある方は次で述べていきますトレーニングはあまり効果がないのでやめた方がいいです
タオルギャザー これはタオルなどを指を使って自分の方へたぐり寄せていく方法です。これをしてまうと、余計に外反母趾を助長してしまいます。
同様に、グーチョキパー運動。よく言われているのが、繰り返していくとできるようになるといった感じで説明しておりますが、そもそもそれらの運動が出来ようが出来まいがあまり外反母趾とは関係がありません。
ではどこを鍛えていけばいいのか?
1後脛骨筋
2腓骨筋
この2つを鍛えましょう
これら2つの筋肉は、足裏のアーチをきれいに保つ役割をしています。これら2つの筋肉が弱ってしまうと、扁平足になったり、外反母趾の原因を作ってしまいます。
また、これらの筋肉が弱ってしまうことで、代わりの筋肉がサポートすることで、親指の周りが硬くなったり、脛が硬くなってしまいます。
⒈後脛骨筋
椅子に座っても、長座位でもいいです
①右足裏全体を反対の足にそわせます
②右足全体で左足に向けて押し付けます
③その状態をキープ15秒
2.腓骨筋
①親指側へ力を入れて
②その状態を保ったまま、足の踵を持ちあげる
③持ち上げたら、その状態を15秒キープ
2つの筋肉を鍛えるメリット
1 二つの筋肉はアーチを作っている、アーチができることで衝撃を緩和
2 両方ともに、足趾の付け根を支えている。足趾の付け根が安定することで、足趾の動きが自由になる。つまり、2つの筋肉が働くことで、歩くときなどに地面を蹴り推進力を生み出したり、急激な足部の動きに対応しバランスを保つことができる
3 立つときや歩くときの土台である、足部が安定することで、動きが楽になる
できれば、1日3回程度毎日やってみてください。足の疲れやむくみにも良い効果があります。