つい先日、ある方からこんなお話をお聞きしました
「巻き肩がひどく、肩こりもひどいんだよ。私の兄がボデイービルダーをやっているだんけど、兄にどうしたら治るかのねって相談したら、そんなもん簡単だよ筋肉を鍛えれば治るよ。ボデービルダーは筋肉があるから肩こりなんかないよって言われたんだけど本当?」って言われました。
僕はうーん、、、、否定もできないしどうなんだろう。全ての人に当てはまるし、かといって筋肉がつきにくい人、筋肉がない人でも肩こりがない人もいるから、、うーんどっちとも言えないなと思いました。
ということで、今回はボディービルダーの方が本当に肩こりがないのか、それから筋肉をつけると肩こりはなくなるのか、、、などなど様ざな視点で今回のことを僕なりにまとめていこうと思いました。
●筋肉が丈夫であると傷つきにく
筋肉は一本一本細い繊維が何本も集まって束になってできるものです。
この1本1本が負担に対して耐えられずに切れてしまうことで傷がついてしまいます。
筋肉が丈夫であれば筋肉は傷つきません。ボディービルダーの様に筋肉が負荷に耐えれる身体であれば肩こりは起きにくいのかもしれません。
●筋肉を鍛えれば全て良いのか
筋肉のトレーニングをすれば確かにたくさんの良い効果があります。筋肉を動かすことで、リンパの流れや血流の流れは良くなります。そうなると、痛みの治りや疲れやすさの回復は変わってくるでしょう。
しかし、筋肉のトレーニングを間違ってしまうと、体が余計に硬くなってしまって、逆に体が動かしにくい状態となってしまう方もいます。なぜそうなるかと言いますと、1、負荷が強すぎる2、体のバランスを考えたトレーニングができてない3、体が硬い人はまずは身体を使いやすい身体づくりをしていく必要がある。2に関しては、首を例えにすると、首の前の筋肉が不良姿勢のために短縮していると仮定します。短縮している筋肉を鍛えてもあまり効果はありませんし、逆に短縮しているのを助長しているかの様に硬くなってしまいます。ですので、この場合はまずはまずは筋肉を伸ばしていく必要がります。それから、首の後ろの筋肉が伸ばされている状態ですので、元の位置も戻してあげる必要があります。つまり前後のバランスを整えないといつまでも症状が変わらないのです。
●結局どうしたらいいのか?
凝りや痛みが生じにくいカラダにする方法はシンプルです。前後左右のバランスがとれていればいいのです。ですから、ちょうどいい負荷のトレーニングとストレッチが必要になってきます。ですので、とりあえず鍛えようとかではあまり効果がないので、どうしてバランスが崩れているのかを知ることが大事です。
身体のバランスを整える事が大事になってきます。